IRIZAKI備忘録

最初はレザークラフトをメインに書きます。

色鉛筆立て

今日はレザークラフトを始めて、最初に作ったもの(財布の方が先に完成したけど)、色鉛筆立てについてまとめます。

 

レザークラフトを始めたきっかけがこれです。

母の日だったんですが、プレゼントとしてお手軽なお値段で(渡したいと思えるような)良いものを探していました。

とりあえず母の趣味が色鉛筆塗りだったので、最初に思いついたのは色鉛筆に使える何か、だったわけですが、自分が色鉛筆を使った時に印象に残っていたのが、色鉛筆をケースから取り出すときに指が辛い(ギッシリ詰まってて取り出しにくい)ってことと、あと使うために広げたり使って行く中で散らばったりして、場所を取るってことで、それが何とか出来たら便利なものになるんじゃないかと考えてました。

まぁ両方とも色鉛筆ケースに関するマイナスイメージだったので、結果的に色鉛筆立てを探すことになりました。

 

数時間検索して…

画像検索に引っかかって、これは使い易そうだな〜と思ったのがURLの色鉛筆立てです。(絵本作家さんのオーダーメイドって凄い!)

https://orthodoxee.com/wp/order/23913/

 

色鉛筆を使い慣れてるわけでもない素人目ですが、この色鉛筆立てはメリットが多いなぁと

・色鉛筆が斜めに刺さっているので、取り出しやすい

・色鉛筆を立てて収納するので、広げた時のスペースが小さい

・普段は収納できる

・見た目いい(おしゃれ)

 

その後似たようなものを探しましたがヒットせず、とはいえオーダーメイドは価格的に辛いので、もういいや!作ってしまおう!と思い至ったのが始まりです。

 

 ▼型紙

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▼完成形

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 ※使うときは立て、片付ける時は蓋を閉じる

 

 

1. 準備

 全く知識がなかったので、まずレザークラフトの情報を集めるところからの始まりでした。

 

レザークラフトってそもそも何なのか、必要な道具は何か、材料の革ってどんなのがあるのか、どうやって作るのか、と、挙げるとキリがないですが、やると決めてから2、3日くらいはWEB上のいろんな記事をみて、図書館で本を読んだ記憶があります。

 

ある程度勉強したら道具を買いに浅草橋のレザーメイトさとうさんに行って…全く知識が約立たなくてお店の人に助けてもらって…

 

そんなこんなで道具を揃えて、

材料となる革は、当時タンニン鞣しとクロム鞣しの違いもよくわかってなかったんで、とりあえず実際に物を見て回って考えてました。

牛ヌメなんかは価格が恐れ多くて手を出せなかったんで、いろんなお店を彷徨ってたんですが、東急ハンズでそれっぽくて安かったホースレザーに惚れてそれを購入しました。

あと同時にネットでヤギやヒツジの革を購入。こんな感じのラインナップになりました。

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画面中央がホースレザー(首まわりの部分と思う)

 

自分の好みがわかってなかったのか、この時買った革で実際に使ったの少ないです…。今後作れる幅を広げて、使えるようになりたいですね。

 

この中から作るってことで、表側は馬革、裏側はピンク色のヒツジ(多分)の革に決めました。ピンクの銀面は使わず、床面を磨いてワインレッドの色にして使用しました。

 

1. デザイン

URLで紹介した色鉛筆立てを参考にしました。

大きく分けると、色鉛筆を入れる①の部分と、蓋となる②の部分に分かれてます。

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①と②を合わせ、開いた状態、閉じた状態で固定できるようにします。

 ・開いた状態

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 ・閉じた状態

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 今回使用する革は強度がなくそのままではすぐ型崩れするので、表と裏の間に芯材を入れます。※芯材は赤線のところ

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人の字の支えの部分は色鉛筆を支えるため、フタの部分は留め具を着ける部分になり、開け閉めを頻繁に行う事を想定して強度をもたせました。

 

使用する芯材としては、強度が高いものにするため、ベルポーレンの1mm(フタ)、1.5mm(支え用)を使いました。

1mmだと薄っぺらい定規くらいの硬さです。

 

 

3. 型紙

鉛筆が画像のような幅で入るように調整。

鉛筆は2列で並べ、途中で2つほど仕切りを付け、ケース内での転倒を防止させる狙いです。

(ホントはもっと細かく仕切りをつけた方が良いですが、技術的に厳しかった)

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・開いた状態の確認

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・閉めた状態の確認(寄せて、閉じる)

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今考えると恐ろしいですが型紙はこれだけで、革に線を入れる(けがく)際に、表の革になるものは数センチ大きめに線を引く。なんて荒技で解決してます。いや、解決できてないと思う。。

 

詳細な採寸なんかはあまり参考にならないので省略します。持ち運べるようにA4サイズにしました。

 

 

4. 革の切り分け

大きいものって基本的に床での作業になる気がする。

・罫書き

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・切り分け

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・床磨き

これでイメージに近い色になってくれました。

トコノールを使ってます。

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5. 縫製、組み立て

順番は詳細には覚えてないんですが、何度も組み立てて細かい修正をしながら縫っていた様子

 

・①のパーツ組み立て

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この内側を縫う時になって、これ合わせて菱目打てないし、そもそも縫えないじゃね…?と詰んだかと思ったり(それぞれに穴を開けておいて、下から縫えばなんとかいけた)

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内→外の順で

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 ・左にあるのか①、右にある大きいのが②

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・②を縫っていく

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・上部が①と②をつなげる部分

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・大体完成!

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縫い目が(°▽°)…

ですが、サムネで見る限り全体的にはいい感じで、ホースレザーのしっとりした質感があってるなと思います。当時何も知らない状態からよく出来たもんだ笑

 

ヒツジの方が薄い革でクロム鞣で色違いってこともあって、全面ヘリ返しで縫って切断面を見せないようにしています。が、その漉きが甘かったり漉きすぎて一部切れたり、菱目打ちをミスって縫えてない所があったりで、失敗も多くありました。

 

6.  仕上げ

 

 別で作ってた焼印をおして完成!

 

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後日、実家で無事渡せました。

 

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色鉛筆は一本直径8mmとして、a4サイズなので
一列30〜35本くらい入り、70本近く入る想定で、大体それくらい入りました。

 

 

早いものでもう渡してから1年経って、使用してる所は実家に戻った際に何度か見てるんですが、使用感覚とか改良ポイントは聞いた事が無かったんで今度聞いてみよう。